長門川水道企業団

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長門川水道企業団の平成19年度決算報告

 長門川水道企業団では、安全でおいしい水を安定的にお届けするように努力しています。 前新田浄水場

長門川水道企業団の平成19年度決算報告

業務量

 業務などについては、平成20年3月末の給水戸数は、7,604戸(60戸増)、給水人口は21,186人(244人減)になりました。
年間有収水量は、2,433,227m3(前年比△41,576m3)となり、営業用・工場専用地域の水需要が減少したことが、大きな要因となっています。

  業 務 項 目 栄・本埜計 栄町分 本埜村分
給水戸数 7,604戸 7,428戸 176戸
給水人口 21,186人 20,596人 590人
年間総給水量 2,510,317m3 2,422,205m3 88,112m3
1日平均給水量 6,859m3 6,618m3 241m3
年間総有収水量 2,433,227m3 2,347,832m3 85,395m3
1日平均有収水量 6,648m3 6,415m3 233m3
一人1日平均有収水量 313.8リットル 311.5リットル 394.9リットル
財 務 状 況

 平成19年度の総収入は、6億342万8千円(2.2%増)、そのうち給水収益は、5億3,311万4千円(1.9%減)を占め、総支出は4億8,622万2千円(12.4%減)で、純利益1億1,720万6千円(234.0%増)になりました。

貸借対照表 項  目 金額  (単位:千円)
総 資 産 総資産計 7,138,350
うち固定資産 6,249,722
うち流動資産 881,311
    (現金) 707,742
うち繰延資産 7,317
負 債 357,565
資 本 6,780,785
累積欠損金 0
損益計算書 項  目 金額  (単位:千円)
総 収 入 総収入計 603,428
うち給水収益 533,114
総 支 出 総支出計 486,222
うち支払利息 88,047
うち減価償却費等 123,075
経常利益 121,657
純利益 117,206
一般会計などの関与

 一般会計からの繰り出しは、県補助金2,569万3千円(697.4%減)、国庫補助金303万9千円(39.2%減)となりました。

  項  目 金  額
(単位:千円)
うち栄町金額
(単位:千円)
うち本埜村金額
(単位:千円)
出資金 19,258 17,668 1,590
国庫補助金 3,039
県補助金 25,693
町村繰出金 町村繰出金計 33,324 27,193 6,131
うち基準内繰出 7,074 6,193 881
うち高料金対策 26,250 21,000 5,250
消防施設分担金 399 399
企業債等残高

 今年度企業債残高は、15億4,272万5千円で、奈良俣ダムの建設負担金償還残高は、3億994万8千円です。

  項  目 金額 (単位:千円) 備   考
企業債 企業債計 1,542,725  
うち財務省分 869,641  
うち公庫分 673,084  
奈良俣ダム建設負担金 309,948  
職員の給与の状況

 職員給与費は、平成19年度も、給与の特例に関する条例を延長し、地域手当を停止しましたが、法定福利費の負担増により、増額になりました。

  項  目 平成18年度
(単位:千円)
平成19年度
(単位:千円)
職員給与費 75,167 76,498
職員平均給料月額 361 360
職員平均手当月額 172 175
企業長他報酬 719 688
水道料金の状況

 水道料金は、平成7年度の改定以来、企業努力により据え置かれています。

  項  目 平成18年度
(単位:円)
平成19年度
(単位:円)
10m3使用(φ20mm) 2,100 2,100
20m3使用(φ20mm) 3,990 3,990
30m3使用(φ20mm) 6,090 6,090
算  定  方  法
総括原価により算定(平成7年4月1日〜)
建設工事など

 浄配水場の運転管理から施設の設計・修繕・更新業務まで含めて民間委託しました。本年度工事は、酒直配水場のシーケンスコントローラ(自動制御装置)更新工事等を実施しました。また本埜村酒直ト杭地先の石綿セメント管更新工事を実施しました。

  名  称 金額(単位:円) 請負業者 備   考
平成19年度
配水管布設替工事調査設計業務委託
1,942,500 (株)大東設計コンサルタント 本埜村酒直卜杭地先、設計業務・測量業務
平成19年度
配水管布設替工事
(第1工区)
10,815,000 (有)長門建設 本埜村酒直卜杭地先、ダクタイル鋳鉄管布設 φ100mm、L=170m、φ75mm、L=11m、仕切り弁設置φ75mm、1基
平成19年度
配水管布設工事
(第1工区)
2,940,000 (株)平安管設 耐衝撃性硬質塩化ビニール管、φ50mm、L=218m、φ40mm、L=67m
長門川水道企業団浄配水場施設更新・運営業務委託 201,038,600 (株)ジャパンウオーター PFIに準じるDBO方式による浄配水場の運転管理及び施設の設計・修繕・更新の業務を平成21年度まで実施
水道事業評価など

 平成17年度からの5ヵ年計画(H17〜H21年度)に基づき実施していますが、平成19年度給水収益が計画を5.1%下回り、今後更に減収が予想されるため、より一層の経費節減に努めなけれなりません。また、企業債の繰上償還を実施するため、新たに長門川水道企業団経営健全化5ヵ年計画(H19〜H23年度)を作成し、需要者のニーズに対応したサービスを提供するため、給水人口の減少により厳しい財政状況の続く中、民間的経営手法の導入により、効率性の高い経営を目指します。

  項  目 経  営  計  画
評価結果 平成17年度から実施の5ヵ年計画における修繕・更新を企画提案方式により予定価格の88%で、契約しましたが、平成19年度は、給水人口が2.8%、有収水量4.2%、給水収益が5.1%計画より減少しました。
評価結果の事業運営への反映状況 計画初年度(平成17年度)から予定水量、給水収益が減少し、今後も水量・収益ともに減少が多く見込まれるため、更なる費用の節減に努めます。
民間的経営手法の導入と経費削減の効果

 有収水量、給水収益が計画より減少しているので、前年度に引き続き平成19年度も、受水量の見直しを実施し、本年度は、1,900m3/日から1,000m3/日に受水量を減らし、経費を削減しました。
 給与の特例条例の延長により、地域手当の停止、その他の手当の削減等により、人件費抑制を行いました。
 平成16年度に浄配水場施設の運転管理業務を民間企業に包括委託し、平成17年度には、施設の修繕・更新業務を含めた長期継続契約(5年間)とし、民間活力の導入によるコスト縮減に取り組んでいます。
 平成19年度において、利率7%以上の企業債6件(297,080千円)の繰上償還を実施し、未償還利息(67,590千円)の節減になりました。

繰上償還を行った企業債                                              (単位:円)
借入額 利率 借入年度 償還年度 H19末期末残高 未償還利息
55,000,000 8.50% S55 H21 11,806,893 1,547,122
42,500,000 8.00% S55 H22 10,370,957 1,499,347
126,500,000 7.30% S57 H23 37,843,742 6,475,450
162,200,000 7.30% S57 H24 58,631,484 12,401,846
320,000,000 7.10% S58 H25 132,635,321 32,557,243
97,800,000 7.10% S59 H26 45,791,609 13,109,863
合計 804,000,000       合計 297,080,00  合計 67,590,863

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